あなたは香水を選ぶとき、どんな風に選びますか?
・実際に香りを確かめる
・口コミを参考にする
・店員さんに相談
いろいろありますね。
アロマでつくる場合のおすすめは 実際に香りを確かめて、「おお、これだ!」 と思ったものをメインにデザインしていくことです。
アロマは気分だけでなく体のバランスにも影響する可能性があるので ぜひ、直感で選びたいところです。そしてほかの香りを足していくときには香りの高低も考えるとよいですよ。
香りの調べ、ノート
香りの高さを表す言葉に「ノート」があります。ベースノート、ミドルノート、トップノートの3つ。トップは最初に来る香りなので 印象付けたい香りを。ミドルはまあまあ残るので、好きな香りを。ベースは、「パチュリ」「サンダルウッド」「ベチバー」などがベーシックです。ベースノートは1滴でまず様子を見ましょう。
香りのバランスはどう決める?
香りのバランスを見るときはムエットという試香紙につけて試すのが通常ですが、
いちいち面倒、という方は瓶ごと嗅いでください。3種類であれば、3種類の瓶を束ねて持って嗅ぐ、ということです。(実は私はこの方法が多いです)
精油も安いものではないので、まずはアロマショップへ出向いて好きな香りがあるかどうか。あったら、それに合いそうなのは・・・ と、どんどん自分の香りの幅を広げていくといいと思います。
一番気に入ったものを多めに、重めの香り(ベース)と高めの香り(トップ)を少量ずつ足してバランスを見て決めます。
アロマ香水の作り方
では、簡単なレシピをご紹介しましょう。材料は、お好きな精油2〜3種と、無水エタノールです。
*オーデコロン30mlの場合
・精油(レモン3滴、ラベンダー2滴、ローズマリーまたはペパーミント1滴)
・無水エタノール5ml
・精製水25ml
精油をエタノールに混ぜた後、精製水で割る感じです。このブレンドはわりあい万人受けし、爽やかで優しげな香りに仕上がるはずです。ベースノートを抜いたので軽やかな分早めに香りが飛びます。
香りの持続性
濃度はパルファン(香水)の場合20〜30%、オーデコロンは2〜5%とされています。濃いほうが持続時間は長いですが、精油のため数時間ほどで消えます。パルファンの場合は精製水をなくして全てエタノールにし、精油1滴を0.05mlとして計算しブレンドしてください。
—
リクトではご自身でアロマ香水をつくるワークショップや対面セッション形式でブレンドのお手伝いをいたしております。お気軽にお問い合わせください