何かしらを「創る」ことは子供の頃から好きでわりあい得意だったように思います。香りをブレンドする、というのはたぶん30代の後半くらいでしょう。
アロマに関する初めての学校は当時[air aroma]という名前だったアットアロマ。セラピー視点ではなく、まずはデザインの方面から入りました。
その後は、個性的な師4名からそれぞれのことを学び、調香は3年ほど前に少しだけ体験した程度です。現在は嗅覚アートという分野からの香りを学んでいます。
ですので、私の調香はほとんどが我流。いろんな方から学んだいろんなことを取り入れて、実験をしながら組み立ててきた私なりの方法です。自由にやってきた私ですが、よく「嗅いだことがない香り」とも言われるのでどんな風に創っているのか、ちょっとだけ書いてみようかと思いました。
調香とは
香りのデザイン、ということでいいと思います。香りの調べ。香りはよく音楽にもたとえられます。イメージに寄るまで何度もやり直すこともあれば、予想した香りの組み合わせが期待通りになることもあります。
イメージを香りにする
ではどんなふうにイメージを香りにしていくのか。
私の場合は、まず、イメージを具体的にする時間の方が長いです。「こんな感じ」を掘り下げて、たとえば色、音、明るさ、温度などにたとえながら香りを選んでいきます。相手がある場合はその相手のイメージとすり合わせる作業がありますが、このすり合わせがとても重要になります。
調香は集中して短時間
イメージが決まって大まかな方向性が決まったら、後は集中力です。笑
自分でも表現しがたいですが、ある意味瞑想状態のように(?)自分を持っていき、イメージに集中して一気に調香します。時間は朝いちばんがベスト。嗅覚が比較的ピュアな状態だからです。そして、一度創ったものは1~2日後にまた、客観的な視点でチェックします。思い込みで香りを創っても自己満足に過ぎません。自分以外のために作る場合はこの作業も欠かせません。
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個人向けにおこなう調香セッションは、現在感染予防の観点からも休止しており、オンラインでイメージのやり取りをして、郵送で香りチェックをして、という方法をとっています。私が集中するには、実はこのやり方の方があっています。
個人向け、お店のテーマにあわせて、などぜひオリジナルの香りをもってみませんか?香りは一瞬で気分を変えてくれる優れものです。
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