大型連休もすぎてほっと一息、そして。憂鬱な気分になっている人もいるかもしれません。
5月病ってほんとにあるの?
5月頃に抑うつな気分が続くことを5月病と呼んでいますが、正式な病名ではありません。正式には、「5月にかかる抑うつ状態」、ということになります。
5月病の原因
この抑うつ状態の原因は「変化疲れ」にあります。新人さんはとくに多いですが、それだけでなく、会社の部署が変わった、昇進した、引っ越したなど大きな変化が春にあった人におきやすいといわれています。この変化をどう受け止め、付き合えているか、が5月病になるかならないかの鍵になりそうです。
5月病の対策は?
入社した4月は気持ちも張っていて多少辛くても「がんばるぞ」と奮い立たせていることができたとしても 次第にそれが疲れてしまい、気分がふさぐ方向へ行ってしまうのが5月病。日本人は特に「がんばる」が好き、というか美徳とされている部分もあるので それが行き過ぎて無理をしている人もいらっしゃるようです。
がんばる、のときに放出されている神経伝達物質「ドーパミン」が出ていると一種のハイな状態になります。しかしその状態が続いてしまうとからだの休めサインに気づきにくくなり、心のバランスを崩す。気分がふさぎうつ傾向になっていくのはそんな過程です。ですから、対策としては「うまく休む」こと。5月病にならない人は、大変でがんばっていたとしても、うまく休めているのです。
5月病にアロマがおすすめな理由
うまく休むことが苦手な人におすすめしたいのがアロマを利用する方法。リラックスの時間が取れない、リラックスが下手、というときにそのきっかけをつくってくれます。オンとオフの切り替えには「香り」を使うとうまくいきやすいです。実は私自身もアロマに関わる前でしたが仕事前に使っていました。
たとえば 仕事の前には集中力を高めるローズマリー、リラックスしたいときにはベルガモット と香りを変えることで脳のスイッチも切り替わり自律神経のバランスがとりやすくなります。気持ちのバランスだけでなく、からだのバランスも関係があるため夜も眠りやすくなるでしょう。
リラックスタイムのおすすめアロマは、
ベルガモット、オレンジ などの柑橘系がおすすめですが、すでに好きな香りがあるのであればそれでいいと思います。アロマテラピーは本来、「いい香り!」と気持ちが動くところから入るものです。
「アロマはちょっと・・・」という方は、森林浴など緑に触れて「ああ、きれいだなー」と感じるだけでもいいと思います。
どの香りを使ったらいいのかがわからない、という方はわたしのほうでアドバイスすることも可能ですので、お気軽にお尋ねください
香りを上手に使いこなして5月を乗り切りましょう。