感染症に関することに注目がわき、いいことなのですが
過剰になっている場合もありそうです。
菌やウイルスにダメージを与えるということは、
人間にも少なからず影響があります。同じ生き物ですから。
とくに除菌剤には注意をしたほうが良いかもしれません。
先日メルマガに書いたそのあたりの内容を、一部抜粋して残しておきます。
/ / / ここから抜粋 ▼
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環境とウイルス
COVID19誕生に関して 生態系の崩れが原因とする声も多く聞かれます。
本来はウイルスや菌、虫、動物、植物などが
生まれたり死んだりの絶妙なバランスをとって
地球の上でやってきました。
しかし人間が誕生してから すごいスピードでいろんなものを作り
その結果破壊が進み、修復する力もなく、今回に至ったとの見方があります。
少し前にあったアニメ、風の谷のナウシカの世界、そのものです。
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どんなことが環境破壊をしているのか。
実は、案外身近なことで手を貸している場合がある様です。
香害というのをご存知でしょうか。
科学物質に反応して体調不良となってしまう「化学物質過敏症」という体質
がありますが、香害はそのうち、合成の香料に入っている物質でそうなる場合、
あるいはその対象を指しています。
実は、今頻繁に使われているだろう除菌剤にもある可能性があります。
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合成香料、除菌剤の危険性
これは、2017年にイギリスで報道されたものですが、
消臭除菌剤を週に一度つかうと、使わない人に比べて
慢性閉塞性肺疾患になる確率が32%上がるという内容でした。
慢性閉塞性肺疾患はタバコ病とも言われていますが、定義では
”体に有害な化学物質”という表現。
昔は消臭除菌剤などそんなに出回っていませんでしたから
タバコが流行った時代にはわからなかったこの病気の様に、
何年か後に、この除菌剤を原因とした肺疾患が増加するかもしれません。
ちなみに、「第4級アンモニウム塩」という物質だそうです。
「ファ」ではじまる商品にも含まれている様です。
私はあの香りが苦手で、使われると咳が出て辛いです。
使いすぎは、人間を守っている良い菌も殺してしまうこともあるので
正しく適量を使う様にしてください。
合成香料も、安くて良い香りをたくさん作ろうという発想からできた産物です。
でもやはりこうして自然を破壊して、人間にも害を与えます。
合成香料は、離れていったほうが良いと思います。
香りを使うならば、天然のものを使うのがおすすめです。
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精油とのいい付き合い方
しかし、じゃんじゃん使って、ということでもありません。
それはまた 自然破壊につながります。
精油は植物から採れます。しかもほんの少し。
高価なローズの精油は、花60本分でやっと1滴です。
そして、木から採れるもの。木は成長するまで何年も何十年もかかります。
深く心地よい香りほど年月が経っていることが多いです。
その木も、数年のアロマテラピーの流行によって大量に伐採され、
精油そのものが不足、生産中止に至るほか、森林伐採がやはり、
地球の環境のバランスを崩してしまう問題も出ています。
自然の恵みは、必要な時に必要な分だけいただく。
食べ物も、あらゆるものも、
全ては限りのあるもの、という認識も、
今の制限のある生活から学べということかもしれません。
/ / / ここまで ▲
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メルマガの前半では、今の自粛の生活から
本当に必要なことを見直す学びを、という内容を書きました。
本能的なことに目を向けられるのに、こんなチャンスはそうないかと思います。
ぜひ、本質を見極めるちからを覚ましていきましょう
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