暑い関東。湿度が高いのでなおさら辛いです。年々私も歳をとっているので、体力的に大変。そして、さらに、更年期の影響も徐々に受け始めているような気がします。仕事や生活は若い頃よりもやりやすく充実していると思いますが、体の変化には抗えません・・。

更年期、更年期障害とは

更年期とは一般的に女性の閉経の時期の前後10年間のことを指します。個人差がありますが、平均的に50歳が閉経なので、おおよそ45〜55歳の時期を指すそうです。この時期は次第に閉経へ向け、また閉経後の不安定な時期に女性ホルモンが不足することによる心身の不具合のことを更年期障害と言います。症状で多いのは「ほてり」「汗」「動悸」「倦怠感」「イライラ」など様々。原因には諸説ありますが、これまで定期的に脳の指令に従って出されていた女性ホルモンが卵巣機能の低下により出せなくなることで、自律神経や他のホルモン系等にもエラーが起こりバランスを崩す、という説明が多いです。

アロマで更年期の辛さをなんとかできる?

更年期障害は思うように自分が動けず心も不安定なことが多いためなんとかそれを解消したい女性が多いです。(当然ですよね)

体調不良の主な原因は自律神経のバランスの崩れ。そこを正すためには規則正しい生活習慣です。良い睡眠、良い食事、適度な運動。しかしなかなかリラックスな心への切り替えは難しい。そこで、アロマの出番です。アロマテラピーは、心地より香りを嗅ぎながら心と体のバランスをとる、という療法です。アンバランスな状態の更年期の時期にはぴったりです。

アロマ(精油)には女性ホルモンの働きに似た力があるものもあります。ローズクラリセージはその代表的なもの。他に、スッキリしたい香りが良いならヒノキもおすすめです。

それ以外にも、香りでリラックスするだけで十分バランスが整う助けになるでしょう。ベルガモットなどの柑橘系は全般的に気の流れを緩やかにしてくれるそうです。また、お気に入りの香りがあればぜひそれを。お守りのようにいつも持ち歩いたり、気持ちの切り替えの時だけ利用したり。玄関に「自分の家の香り」を置いておいて、帰宅すると同時にその香りをかぐことで気持ちのスイッチを切り替えることもできます。気持ちのスイッチの切り替えは自律神経のバランスを保つには大切なことなので、ぜひなにか負担のない方法でアロマを生活に取り入れてみてください。

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リクトでは更年期を乗り切るためのリラックスアロマのブレンドの提案もしています。予約制で、千石または奥沢付近にて承ります。お気軽にお問い合わせください。