アロマセラピーという名前が日本に入ってずいぶん経ちました。といってもおそらくまだ20年くらいでしょうか。
アロマでリラックス、もしくは美容面でなにかと取り上げられてきたと思います。
そう取り上げられるとやはり「そういうものか」と思うのは当然。

「アロマテラピーは療法です」

しかしアロマテラピーは単なるリラクゼーションだけのものではありません。
中東を中心に昔からある代替療法のひとつ。ですので 健康に関わるものです。
エビデンスが取りにくいので未だに西洋医学中心の世の中ですが、甘く見積もると(表現おかしくてすいません)けっこうヘビーなものです。

ということで、アロマはリラックスだけではないですよ、というのが今日の話題なのですが、メディカルアロマではなく、やはり私はメンタルのお話。
リラックス、リフレッシュ。オンとオフに、脳にスイッチを入れる使い方をオススメしようと思います。

「脳にスイッチを入れるアロマとは?」

数年前に「認知症アロマ」って話題になりましたね? あれも脳スイッチの利用です。 目を覚まして集中しましょう、が「ローズマリーとレモン」、ゆったりと寝ましょう、が「オレンジとラベンダー」確かそうだったはず。
香りは鼻に入ってから、何の香りかの認識をする場所へ届く前に、本能的な反応をする部分へ先に届きます。朝はこれ、夜はこれ、という香りを繰り返すことで 覚えようとしなくてもしだいにそんな習慣になります。

ただし、ラベンダーとローズマリーは好みが分かれます。ローズマリーはとくに高齢の方には若干不評です。「湿布臭い」とよく言われます。
香りは本能の部分でいいかきらいかを判別してしまうので、イヤと思った香りは受け入れられません。イヤな香りをいくらつかっても その狙いは果たせないことが多いでしょう。

「ON/OFF アロマの使い方」

まず、スッキリする、やる気が出る、と思える香りと、 リラックスできる〜と思える香りを選びます。
 
●スッキリにおすすめのアロマ
・レモン
・ペパーミント
・ローズマリー

●リラックスにおすすめのアロマ
・オレンジ
・ラベンダー
・イランイラン

これらを それぞれのタイミングですっと香ればオーケーです。

ちなみに私は 薄めたものを手首につけたり、精油の瓶を持ち歩いて休憩の合間にかいだりしていました。いい切り替えになりますよ。

私はタバコは吸いませんが、もしかしたらそういう感じで使う、と説明すると伝わるのかもしれないですね。禁煙対策、タバコの代わりにいかがでしょう。笑