アロマ喫茶、というものをはじめて(間借りで不定期でしたが)5年は経つと思います。
最近急激に香りに関心を持つ人が増えた印象・・・ というか
これまで香りにさほど注目していなかった分野が注目してきた印象があります。

特に、飲食。

アロマ喫茶を始めた当時は アロマ喫茶というと ハーブティーの店か、とか香りがあって飲食って嫌だな、とか
正直なところ受け入れてもらえない状況がかなり多かったです。
香りって嫌われ者で、サロンワークについても同じでした。お部屋を借りる場合、香りありとなるととたんに選択肢がぐっと少なくなる。
香りって厄介な印象を持たれていたんです。今の「公害という言葉で嫌われがちなのかもしれません。

それでも続けてきたのには訳がって、わたしはどうしても、 「嗜好品としての香り」という位置付けでアロマを広めたいと思っているから。
アロマは何かに効く、という使い方がセラピスト時代からどうにも嫌いで 好きとか嫌いだけで良質の香りを使って欲しい思いがずっとあります。
イメージとしてはタバコの代わりになるようなもの。それがずっとある中で 最近やっと形になってきたのが
「aroma_bar」 と「aromastand」です。

アロマバーは バーメニューのような雰囲気で選んでいただき、カフェでご利用いただいている香りを楽しむ仕組み。
アロマスタンドは。好きな香りを携帯して手軽に香りで気分の切り替えに使って欲しい、というグッズです。

また、香りは表現であるという活動の一環で アート作品の場で香りを置かせてもらう音もありますが
そこでは「香りは好きか嫌いだけでしょう」という意見が多く、ここでもまた嗜好品としての香り、は難しい。

ここまでやってきた時点でわかったことは 「香りってわからない」 という気持ちがあるために、わからないものはやめておこうとか、関わらないでおこうとか そういう感じになったのではないかなとも考えています。
日本人は真面目なので 基礎がないものを受け入れることにとても怖がる傾向がある。学校で香りの授業でもあれば、ちょっとは未来は違うのかなと想像します。

話を戻しますがカフェで香り、というにはもう一つ遊びたいことがあり、
味は香りにとても左右される、というのを体験してもらいたいのがあります。
口に含まなくても 香りと交互にコーヒーを飲む、などでコーヒーの風味が変わってきます。
そういう遊びがあってもいいかなと思います。

なにせサロン時代からじぶんのPRが下手で、いまだに間借りの形でしたお店ができていない。普通の人ならとっくにやめているでしょう。
だけどいまだに続けている、ということは 結構本気でやりたいことなんだな、と自分ながら客観的に見ております。

アロマ喫茶ってどういうこと? とちょっとでも興味を持っていただいた方、
ぜひ一度 ご体験に来ていただけると嬉しいです。

>>2021.12月現在の予定

アロマ喫茶カホリト カフェ営業

横浜市中区花咲町1-16-1 sakurataps 内
毎週土曜日 10〜13時のみ
(他の曜日は他の方が、夜時間はsakuratapsさんが営業しています)

12月18日最終、 1月は15日より営業

アロマ喫茶カホリト
https://kahoritolykt.wixsite.com/aromakissa