レモンの気持ち

好きな詩集のひとつ 「智恵子抄」のなかの一節に ”あなたはこんなにもレモンを待っていた” というのがあります。 病床の上でレモンをかじったときに一瞬、正気を 取り戻したという 哀しくうつくしい詩です。