今日は香りのお話ではないです。
私の呟きを書いていきます。

北海道の東の端っこに「根室」という町があります。
自然がまだ残り、野生の動物、植物もたくさん。
夏は短く、冬が長い、
便利ではない町です。

私も実家がなければ知らないかも、というくらいの町ですが
とても魅力的な町でもあります。
自然がある、というだけでは説明しきれません。
自然がすぐ近くにあり、ある部分では交わっている。
いい意味で取り残されたともいえる、心に響く場所です。

現在私は東京で生活をしていますが、
ここ2年ほど前からなるべく帰省の回数を多くしています。
家族のこともあるけれど、この景色の中にいる時間が
大人になってからは特に必要を感じています。

どうにかして東京-根室という生活が出来ないものか、と思っていると
昨年秋頃から急激に東京と根室をつなぐような情報が舞い込むようになりました。
はじまりは、友達に不意に誘われていったショーに出ていたおひとりが根室在住のデザイナーさんである、というところから。
まもなくラジオで、根室に移り住んだというデザイナーさんのことを知り、
近所のパティスリーが根室に関連したイベントに参加したんだ、ということを知り。
今年出会った人からは、わざわざ根室に写真を撮りに行っているという話を聞いたり。
東京-根室の生活は実現するんじゃないか?と考え始めています。

今、その根室に帰省中ですが
昨日あるワークショップへ友人と参加してきました。
東京と根室をつなぐ活動(?)「EASTERN」さんのイベントでした。
参加したのは熊や鹿や鳥たちの毛を使ったアクセサリーを作る、という内容で
こういうアプローチで、根室のアーティスティックな部分をアピールしていくのはとてもうれしい企画と思いました。
こうしたことで広く知られることで、外から根室のよさを教えてもらい
根室の人たちがもっと前向きに自信を持って、よさを守ることにつながるといいなと思ってます。

ヒグマと鳥でつくったブローチ

わたしも香りでなにか、根室ならではのものづくりや表現をして
発信したいです。