感動という心の栄養|五感の話

特に悲しいことなどないのに心が参ってるな、と感じた時は
たいてい、日々をルーティンに過ぎている可能性が高いです。
生命維持のための栄養は、食べることで得られますが
心にはもっと違うものが必要です。

心に必要な栄養とは

それは「感動」です。心が動いた時、いつもとちがった自分が登場した経験はありませんか?感動は時に思いもよらない力を沸かせて、自分も周りも驚くような行動を起こす原動力にもなります。

感動できるものはどこにある?

ところが、現在は感動するチャンスがあまりないような気がします。
一例を挙げると、コンビニや大手スーパーが街の個性やお店の個性を奪い、どこにいっても驚きが少ない。調べたいことは大抵インターネットの検索で簡単に見つかってしまう。スマホという時間つぶしグッズのおかげで移動中も自分が意図する世界しか見る機会がない。など、私はそう感じています。

感動はどんなときに出会うのか?美術館に行ったりわざわざ出かけると言ってもなかなか大変です。毎日が旅のような日々にするには、周りの変化に意識を向けることが手っ取り早い気がします。

実は、身の回りに感動できることがたくさんある

たとえば朝目が覚めたらまずは窓を開けてみる。空模様や風の匂いは毎日違うはずです。通勤への道のりですれ違う人のファッションとか、道端に咲いている花の蕾が膨らんだとか、枯れてきたとか。電車に乗車中も窓の外を見ていれば、ときどき面白い風景を目撃して楽しくなる、それを誰かに言いたくなる。

あなたの知っているはずの景色のなかに、感動の材料はたくさんあることに気づけるはずです。

感動は待つよりも拾いに行く

待っていてやってくる感動の材料はなかなか限られています。出かけられるならば出向いた場の空気を感じる、街によって気配は違うはずです。調べ物はネット検索ではなく本で調べてみる、目的の前のページに書いてあることが案外あなたの人生を変えるような内容かもしれません。

感動を拾いに行くと、予想外の出来事が必ずあります。いつでも拾える心の器を広げていると、知れることも多くなります。「いつもの」の安心感とは違ったここちよさは、人を大きくしてくれます。

香りも感動のツール

感動の材料はたくさんありますが、中でも不意に訪れるものの一つに「香り」があります。香り、もしくは匂い。香りは本能直結しているので理屈なしで心を動かしてきます。意図的に選ぶ香りもよいですが、不意打ちに入ってくる香りにも驚きがあるでしょう。


10月26、27日 アトリエにて香りと言葉の小さな展示をします。「あたたかくてつめたい」を表現した香りを、言葉とともに空間に展示しています。お気軽にお越しください。
(26日17〜20時、27日14〜18時)

そのほか、香りのワークショップや個人のアロマ香水セッションをしています。