香りの可能性・・・というと大袈裟ですが
数年前より試みていることがあります。
それは、
言葉と香り、という組み合わせ。

実は、もともと詩を書くことをしていました。

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これは2年ほど前のグループ展で出した作品。
「やさしいきもち」というテーマでいろんな作家さんがそれぞれの表現方法で作品をつくる、という内容でした。

わたしのこれは、
言葉の作品のそばに香りの小瓶を置き、

言葉の世界観を香りが広げる、或いは
香りの世界観を言葉が広げる
という
セットになっていて。

こういうものはたぶんあまりないので
説明しないとうまく観賞できない、不便な作品かもしれません。

そして実はこの方法には、世界観を広げる、というほかに
もうひとつの目的があります。
それは、
観賞する側が、能動的な行動に出てほしい、ということ。
アート作品は見るものが多い。
その場に行けば目に飛び込んでくる。
でも香りは、瓶を開けなければ観賞できない。
そんなことも企んでいたりします。

しばらく作品を発表していませんでしたが、
ひさしぶりに、なんと個展という形で
発表の場を作らせていただきました。

2018.9.22  14~18時半

この日たった一日だけですが、
多摩川にちかいステキなギャラリーでお待ちしています。

場所:hasuno hana
大田区鵜の木1-11-7
ギャラリーウェブサイト:http://www.hasunohana.net/

*アート作品は「naomi/aikasumi」という名前でやっております