生活にアロマを使っている方の多くは、リラックスシーンで用いているようです。家でゆったり、入浴、そして、眠る前。「眠れるアロマ」ではラベンダーが有名。実際ラベンダーには血圧が下がるような働きがあるためふわっと眠りにつきやすい精油です。

ラベンダーで眠れないのはなぜか

しかし多くの方が好むといわれているこの精油でも眠れない方がいらっしゃいます。「友人がプレゼントしてくれたんだけど、ぜんぜんだめで・・・」という方、実は割といらっしゃいます。なぜなのでしょうか。

 

■ ラベンダーの香りが苦手

これはもう絶対に無理でしょう。苦手なものを意識することでゆったりとは反対の状況に体が反応します。アロマテラピーは本来、いい香りを感じながら心身のバランスを整えるものなので、嫌と思ってしまうと難しいのです。この辺が薬と違うところですね。

 

■ 眠れない理由が解決できていない

ラベンダーはふわっとリラックスして緊張を解きほぐすのに一役かう精油ですが、すべての緊張を絶対に解くかというとそんなことはないです。眠れない、その理由が単純にふわっとなるだけでは解決できない限り、香りで眠りにつくのは難しいのです。

たとえば、
・やることがいっぱいで頭が忙しい、
・心配事がたくさんで気がそぞろ、
・ショックな出来事があって悲しくしょうがない、

といった場合には ふわっとする前にまずこれらにアプローチした精油を用いたほうが良い結果がでる確率が高くなります。ちなみに暑くて寝苦しい時にラベンダーを嗅ぐとむさっとして余計に眠れなくなる可能性もありますね。
暑いならば体感温度を下げる香り、ペパーミントなんかがオススメです。

 
眠れない理由と向き合って精油を選び、そこからほぐしていくのが良質な眠りの近道となるでしょう。

 
 
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