訳あって北海道にいます。
あたりは一面雪ですが、それでも
今日は春を感じる日差し。
そろそろ植物たちも春の準備をしているでしょう。

花で言えば、春の訪れを感じるのは梅でしょうか。
フローラルだけどちょっと青いような、すっぱいような。
言葉では表現しきれない「あの」香り。
人間は五感を通して周りの状況を判断しています。
「春が来たな」というのは梅や桜の花を見るだけでなく、
風の感触やそれに乗って来た匂いからも情報を得ています。
それらの情報を総合的に自分へ入れて、「感じる」ことをしています。

五感のうちの嗅覚。
いま、マスクの生活によってここからの情報が得られにくい状況です。
肌荒れや耳が痛いほかに、嗅覚がふさがれたということからの影響は、どうなのでしょう? 私はマスクをしていると道を間違えたり忘れっぽくなったりと思考能力が低下するし、身体のバランスをとるのも危うい日があります。判断能力が衰えがちなところへ持って、長引く自粛要請の期間とか、不況とか不安な材料は増え、病気そのものももちろん未知な分怖いですが、感染していない人の病気とは別のことでの影響が危ういなあと感じます。

マスク着用のことを除いても、現代社会における人の嗅覚のちからは衰えていることを指摘されています。自然の香りを嗅ぐことで鼻を鍛える。そうすることで脳への刺激もあり、全体的な感覚や感性が養われます。

植物も芽吹く季節ですが、外出はしばらくしにくい状況が続くでしょう。
すこし架空になりますが、そんなときこそ精油の香りで乗り切るのがいいと思います。植物の本質がぐっと詰まったそれは、匂い以外の面でも私たちの意識していないなにかへ働きかけると思うのです。

桜や梅の精油はまずありません。あってもとても高価なものです。
春なのに家にいながら春を感じるには、植物の青っぽさが感じられるようなものがいいかもしれません。春の訪れを感じるわたしのおすすめは、

・プチグレン
・ゼラニウム

気分をすっきりさせるローズマリーもいいかもしれません。

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「こんな香りがほしい」「わたしにあった精油は何?」

アロマ調香脳タイプ別アロマでは、そんなことにお役に立てると思います