昨夜は「香りと言葉」についてのインスタライブ を
アーティストのノサチカミサキさんと開催しました。

「風」をテーマにデザインした香りについて、お互いがコメントし合う
というような内容です。

  
  

香りをどう伝えるか

香りについての表現、というと 調香師の様に学ばなくてはわからない、と思われるかもしれないがはたしてそうだろうか。
嗅覚が敏感だったころ、匂いに感動して伝えようとしたときに
ありったけの自分の知っている言葉で伝えようとした事はありませんでしたか?

感情表現は学ぶものではなく、体感によって育って行くもの。
五感の全てが間隔だが嗅覚は他とはちょっと違う。形が無い分難しく、唯一無二で他人と確認しようが無いだけにたとえにくい。
この匂いはこれでいいよね? というのができないのだ

  
  

香りの言葉化とは

しかしなんとかして伝えるには「感じている」エリアから脱さなければならない。強いて言うならば美味しさの伝え方が近いだろう。
食べておいしい、を どんなふうにおいしいかと伝える グルメ番組のコメンテーターがそれに近い。
或いは ワインのソムリエもそうかも知れない。
そう言うtことを言葉で表現する、と言う事である。

  
  

言葉の香り化とは

またそれの逆もある。ある印象を受けて別の形で発信する。アーティストがその例であろう。
出来事の何かにインスピレーションを感じ、絵を書いたり、音楽にしたり。
そう言うことを香りでやる、と言うことである。

わたしは言葉のほうをしばらくやっていて、香りもここ10年以上関わっている。
数年前からこれらを融合して「詩と言葉」の作品もいくつかある。

  

香りを学ぶ、と言う機会が少ないので おそらくこの「香りと言葉」の共通点が新田氏にくとも思うが
個人的な感覚だからこそオリジナリティが深まるツールにもなれるはずである。

  
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個人的な事では今日、50歳になりました。
これからの半世紀、まずはこれらをもっと深めてみようと思います。