香りはふわりと現れて消えてしまうもの。目に見えず、捕らえようもないけれど心に深く残るほどの魅力があります。

lykt(リクト)はアイスランド語で「匂い」を、また ノルウェー語では「ランタン」を意味するそうです。生活の中にポッと灯りのついたようなさりげない匂い、香り。そして、北国の自然の風景をイメージして名付けました。

 

イメージの自由さを香りで表現し、心の豊かさにつなげたいと思っております。

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■ リクトのこだわり

1 生きた香りであること

香りはもともと生きた物に存在するもの。言い換えれば、生きるために香りが存在しています。アロマテラピーに使われる植物から採れるエッセンシャルオイルは、その場から移動できない植物がそこでなんとか生きていくために変化していったその本質が詰まったものです。生きているものはやがて枯れて死にゆくように、香りも本来は変化して消えるものです。人は「いつまでも」「永遠に」を求めますが、香りにそれを求めることも本当はできません。科学の力を借りれば「永遠」に近いことが可能になることも多くなりましたが、できれば「生きている香り」をぜひ知ってほしいと思うのです。

リクトで扱う香りはすべてエッセンシャルオイルをブレンドしてデザインしています。多くの市販の香水に慣れている方には、物足りなさやもどかしさを感じるかもしれませんが、使っていくと次第にその物足りなさが心地よさになっていくと思います。

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2 感覚を重視する

情報があふれ、インターネットさえあれば「知る」ことは容易い世の中です。しかしそれは視覚や聴覚からだけで得たもの。平面的なそれを裏から見ることはなかなかできません。本当の「知る」「わかる」とは体感なしでは難しいものです。

画一的な学習や仕事の仕方に慣れてしまった現代人は突出するのを拒む傾向があるように感じます。そして表に出さない「感じる」ことまでも素直にできない人が多いと思います。

五感を使ってそれをどう捉えたのか。そこに正解も不正解もありません。香りはそれを体感するとてもよいツールです。調香レッスンは嗅覚以外の感性も刺激して続けることで心も生き方も自由になっていきます。

強い香りで麻痺した嗅覚をリセットし、人本来の力を取り戻す。
忘れかけた本心に目を向けてまずはやってみる。

リクトはそういうお手伝いをしたいと思っています。

 

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都内を中心にアロマレッスンや調香のご相談を承っております。

自宅サロン

世田谷区奥沢にあります。こちらは女性のお客様(同伴で男性は事前にご相談ください)のみとさせていただきますのでご了承ください。住所はご予約のあった方へお伝えいたします。