イメージを何かで表現する、というのは
一見難しく思うかもしれないけれど たぶん日常はその連続だと思います。
何かを感じて「*@#!」と思ったことを 多くは言葉で表現しているはず。
言葉は意味を持つ、ということになっているけれど
ある部分では記号のようなものだったり それだけでは補えない部分もあったり
そんな風に使っていると思います。
言葉以外での表現は 作家さんならば 絵とか造形物、あるいは小説で、とか
音楽、ダンス、いろいろありますね。香りで表現する、というのもそんなことです。
ただし、香りは学校で(今のところは)習ったりしないので
わからない と最初に思ってしまうのかもしれません。
香りは身近なものでいえば音や音楽に近いと思います。
音は限られているのに 組み合わせやリズムで明るい雰囲気や寂しい雰囲気をあらわします。
香りはもう少し数は多く、複雑で、組み合わせでさらに変化をします。
私の場合は、まず情景を思い浮かべ、そこの色や明るさや温度感を想像し、
場合によっては気持ちやストーリーを盛り込みます。
最初はそれを描くように香りへ変換しながら、音も参考にします。
そして、天然香料でつくるため、その精油の意味合いとかはたらきなども含めて
イメージに近づけていく、、、という方法でつくっています。
改めて書くと少々めんどくさそうに見えますが、情景などの設定に時間をかけた後は割と早く決めることが多いです。
コロナ禍で閉ざされていた鼻が求めるのか、最近立て続けに「香り」の言葉を目にします。しかも天然香料。やっと、という感じですね。
オリジナルの香りづくりのしくみも本当に増えました。
近くにそんな場があれば、ぜひ気軽に香りで遊んでみてください。
そうして香りの扱いに慣れていくと きっと香りで表現する、ということもできると思います
アロマ喫茶オープンの日と、マルシェ出店の時にもたまにやっている
「aroma_bar」は、そんなことを簡単に体験できる香りの遊びです。
チャンスがあったらぜひお試しください
アロマ喫茶の情報は
https://www.instagram.com/kahorito_aroma/