healing & artistic aroma, mental health
冬の中の春、という香り

冬の中の春、という香り

あけましておめでとうございます。
色々な儒教の中で過ごされている人がいると思います。
私はおかげさまで、静かで穏やかなお正月を迎えています。
ありがたいことです。

今年はいつもよりも東京に人が多めな気がします。

年の初めなので、今年の香りは何かな?と
ひとり 調香初めをしてみました。

イメージからではなく、まず
自分に注目をして、欲しい香りを探す。そんなやり方でした。

欲しかったのはまず、ベルガモット。
柑橘は他にもあるけれど、選んだのはベルガモットでした。
そして、シダーウッド。
ここに穏やかさを入れたくて、パルマローザにしようか、と思いました。

ここまでが、脳内調香。
実際に嗅がずにイメージと香りの記憶で合わせます。

そして実際にボトルを手に取り、試す。
パルマローザではない。
もっと穏やかなさくら色が欲しい。

そこでかわりにトンカビーンにした。

そんなわけで、できた香りからのイメージと、私の中から引き出されたものから
「冬の中の春」 と名前をつけました。

寒い冬も、落ち込みそうな心があっても
春のような気持ちを灯していれば、どこかあたたかさが残ると思います。

イメージからの調香もうけたまわっております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。