気づけば12月も後半。年末年始で帰省する方も多いでしょうね。
なかには「アロマ」が生活の一部になっていて、実家でも使いたい、と考えている方は多いと思います。ところで「アロマ」って機内持ち込みは可能なんでしょうか。

アロマは実は引火性のある物質

アロマの基礎を学んだ方は最初に出てくる基礎知識の一つ。「アロマには引火性がある」こと。アロマオイル、正式には精油、またはエッセンシャルオイルは、芳香性のある揮発性の高い有機化合物です。火をつけると燃えます。

ということは、機内持ち込みはまずいのでは?という思いがよぎりますよね。

現在は条件付きで持ち込み可

引火性のあるものはもちろん危険物なので、以前は持ち込み禁止でした。しかし世の中にこれだけアロマユーザーが増えた背景も手伝って、現在は条件付きで持ち込みかとなっています。その条件とは、

・1容器あたり1L以下の容器であること
・一人当たり2L以下であること
・上記の量は化粧品や医薬品を含んだ総量を指している

簡単にまとめるとこういうことのようです。
ちなみに、こちらを参考にしました。H29年7月の情報です⬇︎

http://www.mlit.go.jp/common/001191459.pdf

では、機内で使ってもいいのか?

アロマはずいぶんと浸透したのですね。「じゃあ、機内でも使っていいのでは?」と思いますか?いい香りだからみんなに届けたい、なんて思うのかもしれません。

アロマの機内使用については特に記載はないようですが、これはそれぞれのマナーとして、「なるべく使わない」がいいと思います。
香りは五感の中で最も本能的に感じるものなので、好みも分かれるのです。自分にはとてもいい香りが、隣に人にとっては気分が悪くなる最悪な香りのことが十分にあり得るのです。香りは開けたとたんに広がってしまいますから、もしあちこちでいろんな香りが広がってきたら苦しそうではないですか?そこは想像力を働かせましょう。

故郷でアロマを楽しもう

もしアロマを持ち込んだとしても機内での移動中はしばし我慢して、故郷へ戻ってから楽しみませんか?家族への癒しに、お友達との話の種に。香りをきっかけにおしゃべりが弾むこともありますよ。

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リクトではワークショップや個人レッスンを行っておりますが、そのなかで簡単にアロマの基礎知識に触れることも多いです。安全に自由に、香りを楽しみましょう。
アロマを取り入れたライフスタイルの提案なども行います。お気軽にご相談ください