香階を体験するワークショップの3回目、やりました。
今回は「短調」と「長調」くらべ。
参加者さんの中に音楽のプロの方もいらっしゃり、
なかなかマニアックな楽しい会になりました。

香階というのは、簡単に言うと19世紀にある調香師が発表した香りの揮発性と音の高さを音階にあてはめたもの、です。

単に高さだけ並べただけでなく、和音やオクターブでしっかりと調和する香りになるまでを意識したのがすごいと思います。

この勝手に検証する会、では この有名な方が発表した表を元に 「ドの香りは本当にドっぽいかどうか?」などを体験しあう、非常に勝手な検証会です。(いつか怒られるかしら・・・)

今回は「調」のかぎ比べをしました。
ハ長調とイ短調。これは、音階が平行で並んでおり比べやすいのです。

音で聴くイメージと、香りのイメージを照らし合わせてチェック・・・
最後はそれぞれの好みの和音で調香したアロマバームを作成。

男性は男性ぽく、女性は女性ぽく、な香りの仕上がりに私の方が感動。香りをチェックしながら和音を聞いて納得のようすでした。

さて、次回はいつにするかまだ決まっていませんが、またやろうと思います。

リクトではこうしたワークショップのほか、対面セッションで調香をしております。
月に数回のアトリエ開放日以外にも、予約制で受け付けます。
場所は千石のアトリエのほか、都内近郊であればご相談に応じます。

<個展のおしらせ>

9月22日 14〜18時半
「あたたかくてつめたいもの、或いはその逆 2」
naomi/aikasumi exhibition

場所 「Garlly hasnohana」大田区鵜の木1-11-7

わたしの師と香りの個展を上記日付で開催します。詩と香りのインスタレーションアートです。予約なしで来られますが、展示の特性上、香水など会場へ持ち込む香りへのご配慮をお願いいたします。