(ピエスの香階ってなあに?という方はこちらもお読みください)

音楽が嫌いな方ってあまりいないと思いますが、好きな音楽はいろいろあると思います。
ちなみに私はジャズやボサノバあたりが好きですが、
友達は、リズムがとりにくいからジャズは苦手・・・ といいます。
同じ音階を使ってそれを組み合わせているだけなのに、音楽って面白いですね。

ということで、ジャズとクラシックを
香階で何とか表現できないか?ということを私なりに考えてみようと思います。

ジャズとクラシックの違い

よく比べられるこのふたつ。ちょっと調べてみました。
歴史などの違いは割愛しますが、ほかでは
リズム隊があるかないか。がひとつでしょう
クラシックはメロディー中心。旋律ありき。
パーカッションはあってもリズムを取る目的では少なく、
主旋律と副旋律の調和や掛け合いなどが物語を繰り広げていき
その物語のアクセントとしてパーカッションが出ることが多いと思います。

そしてもうひとつ、奏で方と楽譜の違い。
クラシックはそれぞれの楽器が旋律を持っていてそれが重なり合って生まれるハーモニー。
ジャズはコード重視で自由に唄いあいます。
クラシックは話し手が決まっていてその会話をほかの楽器が取り囲んでいるようなもので、
ジャズは 一定のルールの中で集ったものが対等に話し合うようなもの。(あくまで私の比ゆ表現です)
そして「ジャズっぽいコード」になるための特徴的な和音があります。
4和音のダイアトニックコードをツーファイブワンといわれるジャズ特有のコード進行をする、とそれっぽくなるはずです。
しかしコードは調香できてもコード進行を調香で表現するのは至難の業ですね。

香階からブレンドしやすいのはどっち?

旋律とハーモニーのクラシックと、コード重視のジャズ。
あなたはどちらのほうが香階ブレンドをしやすいと感じますか?

旋律のようにトップ、ミドルのパートをつくっていって最後にあわせることもできるし、
和音を決めてしまってアクセントで旋律となるように加えていくこともできます。
イメージさえぶれなければおそらく、いずれも素敵な香りが奏でられることでしょう。


リクトでは不定期で香りのワークショップをしています。
音を聞きながら香階でブレンドする講座もあります。
また、個人のお客様へアロマフレグランスのアドバイスなどもしております。
ご興味ある方はお問い合わせいただくか、
ブログを随時チェックしてくださいね。